【ALK陽性肺がん:一次治療(PFS)】アルンブリグ

J-ALTA(Int J Clin Oncol)                  

ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんと診断された日本人32人が初めての治療として「ALK阻害薬  アルンブリグ」治療を受けた結果、96.9%の人が治療に奏効し、11.1ヵ月奏効が持続した。

アルンブリグ」治療の1年無増悪生存率は93.0%、1年生存率は96.9%。

アルンブリグ」治療を受けた91%がグレード3以上の有害事象を経験した。「アルンブリグ」治療の主な治療関連有害事象(%は全グレード)は、血中CPK上昇(81%)、高血圧(59%)、下痢(47%)であった。

【発表】

2022年8月29日

【試験名】

J-ALTA(Phase 2)〔NCT03410108/jRCT2080223767

【試験実施国】

日本(愛知県がんセンター中央病院、名古屋大学医学部附属病院、藤田医科大学病院、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、久留米大学病院、北海道がんセンター、兵庫県立がんセンター、神戸市立医療センター中央市民病院、金沢大学医学部附属病院 、岩手医科大学附属病院、神奈川県立がんセンター、松阪市民病院、仙台厚生病院、倉敷中央病院、関西医科大学附属病院、近畿大学医学部附属病院、埼玉県立がんセンター、静岡がんセンター、自治医科大学附属病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、東京都立がん・感染症センター駒込病院、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院、千葉大学医学部附属病院、九州大学病院、九州がんセンター、京都大学医学部附属病院、新潟県立がんセンター新潟病院、岡山大学病院、大阪市立総合医療センター、大阪国際がんセンター、和歌山県立医科大学附属病院)

【原著】

Int J Clin Oncol. 2022 ;27:1828-1838.  [PubMed: 36036294]

【こちらの図鑑も合わせてみる】

【トライアル図鑑】 J-ALTA(ALK陽性肺がん:二次治療)
【試験名】 J-ALTA(Phase 2)〔NCT03410108/jRCT2080223767〕 【試験開始日】 2018年1月29日 【試験終了予定日】 2021年7月28日 【試験参加国】 日本(愛知県がんセンター中央病院、名古屋大学医学部附属病院、藤田医科大学病院、国立が ...
【ALK陽性肺がん:二次治療(ORR)】アルンブリグ
J-ALTA(J Thorac Oncol)                      ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんと診断され、アレセンサを含むALK阻害薬治療歴がある日本人47名(うち12名は「ALK阻害薬 ザーコリ」治療歴あり)が「ALK阻害薬 アルンブリグ」治療を受 ...
【ALK陽性肺がん:二次治療(OS)】アルンブリグ
J-ALTA(Cancer Sci)                        ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんと診断され、ALK阻害薬治療歴がある日本人47人が「ALK阻害薬 アルンブリグ」治療を受けた結果、34%の人が治療に奏効し、14.8ヵ月奏効が持続した。 【発表 ...
【ALK陽性肺がん:一次治療(PFS)】アルンブリグ
J-ALTA(Int J Clin Oncol)                   ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんと診断された日本人32人が初めての治療として「ALK阻害薬  アルンブリグ」治療を受けた結果、96.9%の人が治療に奏効し、11.1ヵ月奏効が持続した。 「ア ...