JUPITER-02(JAMA)
再発または転移性の上咽頭がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ゲムシタビン+シスプラチン」治療に「トリパリマブ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。
【発表】
2023年11月28日
【試験名】
JUPITER-02(Phase 3)〔NCT03581786〕
【試験参加国】
中国、台湾、シンガポール
【原著】
JAMA. 2023 ;330:1961-1970. [PubMed: 38015220]
【さらに詳しく】
- 再発/転移上咽頭がんの1次治療、toripalimab併用でPFS延長/JAMA〔ケアネット〕
- 再発・転移性鼻咽頭癌への1次治療でゲムシタビン+シスプラチンへのtoripalimab上乗せはPFS、ORRを有意に改善【ASCO 2021】〔日経メディカル〕
- 再発・転移性上咽頭癌の1次治療で抗PD-1抗体tislelizumabと化学療法の併用は化学療法のみより有効【ASCO Plenary】〔日経メディカル〕
- GC療法へのICI上乗せで上咽頭がん予後改善 第Ⅲ相ランダム化比較試験JUPITER-02:抗PD-1抗体toripalimab〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 初回治療への免疫療法薬トリパリマブ追加は、再発/転移鼻咽頭がんの進行を遅らせる〔海外がん医療情報リファレンス〕
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