
再発または転移性の上咽頭がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ゲムシタビン+シスプラチン」治療に「抗PD-1抗体トリパリマブ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
「トリパリマブ+ゲムシタビン+シスプラチン」治療を受けた89.0%(vs 89.5%)が、グレード3以上の有害事象を経験し、7.5%(vs 4.9%)が治療を中止した。
【発表】
2021年8月2日
【試験】
Phase 3〔NCT03581786〕
【試験参加国】
中国、シンガポール、台湾
【原著】
Nat Med. 2021 ;27:1536-1543. [PubMed: 34341578]
【他の治療選択肢】