
LIBRETTO-431(NEJM)
RET融合遺伝子陽性の転移性の非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「レットヴィモ」治療を選択することで「化学療法(ペメトレキセド+プラチナ製剤)±キイトルーダ」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。
【発表】
2023年10月21日
【試験名】
LIBRETTO-431(Phase 3)〔NCT04194944/jRCT2080225168〕
【試験参加国】
日本(国立がん研究センター東病院、北海道大学病院、金沢大学附属病院、神奈川県立がんセンター、近畿大学病院、静岡がんセンター、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院、鳥取大学医学部附属病院、岡山大学病院、大阪国際がんセンター)、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、チェコ、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ポーランド、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、台湾、トルコ、ウクライナ、英国
【原著】
N Engl J Med. 2023 ;389:1839-1850. [PubMed: 37870973]
【さらに詳しく】
- RET 融合遺伝子陽性非小細胞肺癌に対する一次治療としてのセルペルカチニブとペムブロリズマブ併用または非併用下での化学療法との比較〔NEJM日本語アブストラクト〕
- セルペルカチニブによるRET陽性NSCLC1次治療、PFSを有意に延長/NEJM〔ケアネット〕
- 進行RET融合遺伝子陽性非小細胞肺癌へのセルペルカチニブはPD-1阻害薬と化学療法の併用よりPFSを有意に延長【ESMO 2023】〔日経メディカル〕
- RET変異肺がんと甲状腺髄様がんの進行抑制にセルペルカチニブが有効〔海外がん医療情報リファレンス〕
- RET融合遺伝子陽性進行非小細胞肺癌へのRET阻害薬セルペルカチニブはPD-1阻害薬と化学療法の併用よりも有意にPFSを延長〔日経メディカル〕