
濾胞性リンパ腫と診断され、2種類以上の治療を受けたことがある84名が「PI3Kδ阻害薬リンペリシブ」治療を受けた結果、79.8%の人が治療に奏効し、12.3ヵ月奏効が持続した。完全奏効率は15.5%、1年生存率は91.4%。
「リンペリシブ」治療のグレード3以上の主な有害事象は、感染性肺炎(19.0%)、好中球減少(15.5%)、リンパ球数減少(4.8%)、白血球数減少(4.8%)、リパーゼ増加(3.6%)、血小板数減少(3.6%)、高トリグリセリド血症(3.6%)、間質性肺疾患(3.6%)。
【発表】
2023年2月3日
【試験】
Phase 2
【試験参加国】
中国
【原著】
Clin Cancer Res. 2023 ;29:1440-1449. [PubMed: 36735519]