【EGFR陽性肺がん:三次治療】「アミバンタマブ(皮下注)+ラゼルチニブ」vs「アミバンタマブ(静注)+ラゼルチニブ」

PALOMA-3(JCO)                         

EGFR del19またはL858R変異を有する進行非小細胞肺がんと診断され、タグリッソ、化学療法治療歴がある人が「アミバンタマブラゼルチニブ」治療を考える場合、「アミバンタマブ皮下注射」を選択しても「アミバンタマブ静脈注射」を選択した場合に劣らない薬物動態を示す。

生存期間は探索的評価項目であったが、「アミバンタマブ皮下注射+ラゼルチニブ」治療を選択することで、「アミバンタマブ静脈注射+ラゼルチニブ」治療を上回る可能性がある。

【発表】

2024年6月10日

【試験名】

PALOMA-3(Phase 3)〔NCT05388669jRCT2041220053

【試験参加国】

日本(松阪市民病院、新潟県立がんセンター新潟病院、神奈川県立がんセンター、久留米大学医学部附属病院、静岡がんセンター、国立がん研究センター中央病院、独岩国医療センター、倉敷中央病院、関西医科大学附属病院、和歌山県立医科大学附属病院、藤田医科大学病院、姫路医療センター、山口宇部医療センター、大阪刀根山医療センター、大阪国際がんセンター、がん研究会有明病院、岡山大学病院、北海道大学病院)、米国、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、中国、スペイン、フランス、イスラエル、イタリア、マレーシア、ポーランド、トルコ、台湾

【原著】

J Clin Oncol. 2024 Jun 10. [PubMed: 38857463]

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