
RxPONDER(NEJM)
HER2陰性HR陽性早期乳がんと診断され、腋窩リンパ節転移が1〜3個あり、再発スコアが25以下であった閉経前の女性が、手術後の補助療法を考える場合、内分泌療法に化学療法の上乗せを選択することで5年無浸潤性疾患生存率の向上が期待できる。一方、リンパ節転移陽性であっても閉経後女性は術後化学療法の省略が可能。
【発表】
2021年12月1日
【試験名】
RxPONDER(Phase 3)〔NCT01272037〕
【原著】
N Engl J Med. 2021 ;385:2336-2347. [PubMed: 34690081]
【さらに詳しく】
- リンパ節転移陽性乳癌に対する化学療法の利益を予測するための 21 遺伝子解析〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 21遺伝子アッセイ、リンパ節転移陽性乳がんの術後化学療法の効果予測は?/NEJM〔ケアネット〕
- 再発スコアの低いリンパ節転移陽性閉経後早期乳がん、術後化学療法は回避可能か(RxPonder)/SABCS2020〔ケアネット〕
- 再発スコアが低い早期乳がんの閉経後女性は術後化学療法の省略が可能か〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 再発リスクスコア25以下で陽性リンパ節数が1から3個のHR陽性乳癌の術後補助療法では閉経前の患者には化学療法の上乗せが有効〔日経メディカル〕
- リンパ節転移陽性閉経後乳がんは化学療法不要〔Medical Tribune〕