【近未来のレジメン図鑑】アレセンサ(ALK陽性肺がん:術後治療)

アレセンサ(一般名=アレクチニブ塩酸塩)」は、2014年7月4日、「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して承認されたALK阻害薬。「ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんにおける術後補助療法」に対しては、2023年12月15日、承認申請された。この申請は、Phase 3試験『ALINA試験』の結果に基づく。

【承認申請日】

2023年12月15日

【効能及び効果】

ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌における術後補助療法

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【ALK陽性肺がん:術後治療(DFS)】「アレセンサ」vs「化学療法」
ALINA(NEJM)                           ALK融合遺伝子陽性のIB-ⅢA期の非小細胞肺がんと診断された人が手術後の治療を考える場合、「アレセンサ」治療を選択することで「プラチナ製剤を含む併用化学療法」を選択した場合を上回る2年無病生存率が期待で ...