【食道がん(PD-L1陽性):一次治療(OS、PFS)】「オプジーボ+化学療法」vs「化学療法」

CheckMate 648(NEJM)                   

食道扁平上皮がんと診断され、PD-L1 TPS1%以上であった人が初めての治療を考える場合、化学療法に「オプジーボ」の上乗せを選択することで生存期間、無増悪生存期間の延長が期待できる。また、「オプジーボヤーボイ」治療を選択することで「化学療法」を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。

本試験の結果に基づいて、2021年9月14日、「オプジーボヤーボイ」および「オプジーボ+化学療法」の両併用療法について、「根治切除不能な進行・再発食道がん」を対象とした国内製造販売承認事項の一部変更承認申請が行われた。

【発表】

2022年2月3日

【試験参加国】

米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、チェコ、デンマーク、フランス、香港、イタリア、日本、韓国、メキシコ、ペルー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、台湾、トルコ、英国

【試験名】

CheckMate 648(Phase 3)〔NCT03143153

【原著】

N Engl J Med 2022;386:449-62. [PubMed: 35108470]

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