DREAMM-7(NEJM)
多発性骨髄腫と診断され、1ライン以上の治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「ベランタマブ マホドチン+ベルケイド+デキサメタゾン」治療を選択することで、「ダラキューロ+ベルケイド+デキサメタゾン(DVd)」治療を上回る無増悪生存期間が期待できる。
【発表】
2024年6月1日
【試験名】
DREAMM-7(Phase 3)〔NCT04246047/jRCT2011210001〕
【試験参加国】
日本(豊橋市民病院、安城更生病院、名古屋市立大学病院、青森県立中央病院、亀田総合病院、松山赤十字病院、JCHO九州病院、産業医科大学病院、九州医療センター、福岡赤十字病院、福島県立医科大学附属病院、大垣市民病院、渋川医療センター、北海道大学病院、姫路赤十字病院、湘南鎌倉総合病院、高知医療センター、京都府立医科大学附属病院、諏訪赤十字病院、岡山医療センター、大阪府済生会中津病院、大阪公立大学医学部附属病院、静岡がんセンター)、米国、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、チェコ、フランス、ドイツ、ギリシャ、イスラエル、イタリア、韓国、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ロシア、スペイン、英国
【原著】
N Engl J Med. 2024 ;391:393-407. [PubMed: 38828933]
【さらに詳しく】
- 多発性骨髄腫に対するベランタマブ マホドチン,ボルテゾミブ,デキサメタゾンの併用〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 再発難治多発性骨髄腫のBVd療法、DVd療法より有意にPFS延長/NEJM〔ケアネット〕
- 再発・難治性多発性骨髄腫へのBCMA標的抗体薬物複合体を用いたBVd療法はDVd療法よりも有意に無増悪生存期間を延長【ASCO Plenary】〔日経メディカル〕
- 再発難治性多発性骨髄腫にベランタマブ マホドチン3剤併用療法は新たな選択肢となるか〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 新規ADCが再発・難治性多発性骨髄腫に有効 belantamab mafodotin:DREAMM-7試験の中間報告〔Medical Tribune〕