【レジメン図鑑】ハーセプチン+カペシタビン+シスプラチン(胃がん)

ハーセプチンカペシタビンシスプラチン」は、「HER2過剰発現が確認された切除不能な進行・再発の胃がん」を対象に、2011年3月10日に承認されたレジメンの1つ。『ToGA』試験はこの承認の根拠となったPhase 3試験であり、「ハーセプチンカペシタビンシスプラチン」治療は『ToGA』試験で選択された87%を占めており、残り13%は「ハーセプチン5-FUシスプラチン」治療であった。

【承認日】

2011年3月10日

【効能及び効果】

HER2過剰発現が確認された切除不能な進行・再発の胃癌

【さらに詳しく】

 

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【HER2陽性胃がん(OS)】「ハーセプチン+化学療法」vs「化学療法」
ToGA(Lancet)                           HER2陽性の進行胃がんまたは胃食道接合部がんと診断された人が初めての治療を考える場合、化学療法に「ハーセプチン」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。 試験では93.3%が化学療法未治 ...