【多発性骨髄腫:一次治療(5年PFS)】「サークリサ+VRd」vs「VRd」

IMROZ(NEJM)                          

移植の適応とならない多発性骨髄腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「ベルケイドレブラミドデキサメタゾン」治療に「サークリサ」の上乗せを選択することで5年無増悪生存率の向上が期待できる。

本試験の結果に基づいて、2024年5月14日、「サークリサベルケイドレブラミドデキサメタゾン」併用療法が「未治療の多発性骨髄腫」に対して承認申請された。

【発表】

2024年6月3日

【試験名】

IMROZ(Phase 3)〔NCT03319667

【試験参加国】

日本(名古屋市立大学病院、水戸医療センター、済生会横浜市南部病院、熊本大学病院、仙台医療センター、岡山医療センター、静岡県立静岡がんセンター、日本赤十字社医療センター、東京女子医科大学病院、山形大学医学部附属病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、中国、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、リトアニア、メキシコ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、スペイン、スウェーデン、台湾、トルコ

【原著】

N Engl J Med 2024;391:1597-1609. [PubMed: 38832972]

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