【HR陽性乳がん:一次治療(PFS)】「イパタセルチブ+パクリタキセル」vs「パクリタキセル」

PI3KCA/AKT1/PTEN変異を有する、内分泌療法が不適応なHR陽性HER2陰性の切除可能な進行または転移性の乳がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「パクリタキセル」治療に「イパタセルチブ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。「イパタセルチブパクリタキセル」治療を受けた47%の人が治療に奏効した(vs 47%)。

イパタセルチブパクリタキセル」治療の主なグレード3以上の有害事象は、下痢(12% vs 1%)、好中球数減少(9% vs 7%)、好中球減少(8% vs 9%)、末梢神経障害(7% vs 3%)、末梢感覚神経障害(3% vs 5%)、高血圧(1% vs 5%)であった。

【発表】

2021年12月3日

【試験名】

IPATunity130(Phase 3)〔NCT03337724

【試験参加国】

米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コスタリカ、フランス、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、インド、イタリア、日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、九州がんセンター 、福島県立医科大学附属病院、兵庫医科大学附属病院、聖マリアンナ医科大学附属病院、神奈川県立がんセンター、東海大学医学部付属病院、熊本森都総合病院、新潟県立がんセンター新潟病院、岡山大学病院、大阪医療センター、近畿大学病院、埼玉県立がんセンター、静岡県立静岡がんセンター、国立がん研究センター中央病院、聖路加国際病院、がん研有明病院、昭和大学病院)、韓国、メキシコ、北マケドニア、ペルー、ポーランド、ロシア、シンガポール、スロベニア、南アフリカ、スペイン、台湾、トルコ、ウクライナ、英国

【原著】

Breast Cancer Res Treat. 2021 Dec 3. [PubMed: 34860318]