KEYNOTE-355(NEJM)
トリプルネガティブ乳がんと診断され、CPS10以上の女性が初めての治療を考える場合、「化学療法(アブラキサン、パクリタキセル、ゲムシタビン+カルボプラチン)」に「キイトルーダ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間だけでなく、生存期間の延長が期待できる。
CPS1以上10未満の女性が初めての治療を考える場合、「化学療法」に「キイトルーダ」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。
【発表】
2022年7月21日
【試験名】
KEYNOTE-355(Phase 3)〔NCT02819518/jRCT2080223367〕
【原著】
N Engl J Med. 2022;387:217-226. [PubMed: 35857659]
【さらに詳しく】
- 進行トリプルネガティブ乳癌に対するペムブロリズマブと化学療法の併用〔NEJM日本語アブストラクト〕
- PD-L1陽性TN乳がん、ペムブロリズマブ追加でOS延長(KEYNOTE-355最終解析)/NEJM〔ケアネット〕
- トリプルネガティブ乳がんの免疫チェックポイント阻害薬によるOS延長(解説:下村 昭彦 氏)〔ケアネット〕
- TN乳がん1次治療におけるペムブロリズマブ上乗せ、CPS≧10でOS改善(KEYNOTE-355)/ESMO2021〔ケアネット〕
- PD-L1発現陽性進行トリプルネガティブ乳癌の1次治療でペムブロリズマブと化学療法の併用はOSを有意に延長【ESMO 2021】〔日経メディカル〕
- ペムブロリズマブは進行トリプルネガティブ乳がんの生存を改善〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 未治療TNBCペムブロ併用KN-355の最終解析は?〔Medical Tribune〕
- ペムブロリズマブ併用、PD-L1陽性進行TN乳がんでOS改善/MSD〔ケアネット〕
- PD-L1発現陽性の進行トリプルネガティブ乳癌の1次治療でペムブロリズマブと化学療法の併用はOSを有意に延長〔日経メディカル〕
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