【肺がん:二次治療(OS、PFS)】「キイトルーダ+レンビマ」vs「ドセタキセル」

LEAP-008(J Thorac Oncol)                   

転移性非小細胞肺がんと診断され、「抗PD-(L)1抗体+プラチナ製剤を含む化学療法」加療後に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「キイトルーダレンビマ」治療を選択しても「ドセタキセル」治療を選択した場合を上回る生存期間、無増悪生存期間は期待しにくい。

【発表】

2025年6月3日

【試験開始日】

2019年11月14日

【試験終了予定日】

2023年8月21日

【試験名】

LEAP-008(Phase 3)〔NCT03976375jRCT2080224918

【試験参加国】

日本(神奈川県立循環器呼吸器病センター、仙台厚生病院、関西医科大学附属病院、新潟県立がんセンター新潟病院、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院、米国、アルゼンチン、カナダ、コロンビア、フランス、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、イスラエル、イタリア、ポルトガル、ロシア、スペイン、英国

【原著】

J Thorac Oncol. 2025 Jun 3.  [PubMed: 40473109]

【さらに詳しく】

 

【今日の標準治療】

【標準治療】非小細胞肺がんの二次治療
PS0-2の非小細胞肺がんに対する二次治療として、「ドセタキセル単剤療法」、「ドセタキセル+サイラムザ併用療法」、「ペメトレキセド単剤療法」、「S-1単剤療法」、「アブラキサン単剤療法」が強く推奨されている。 1. ドセタキセル単剤治療 「ドセタキセル」は、1996年10月、非小 ...