【レジメン図鑑】オプジーボ+カルボプラチン +パクリタキセル+アバスチン(PD-L1弱陽性肺がん:一次治療)

オプジーボ(一般名=ニボルマブ)」は、2015年12月17日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(二次治療)」に対して承認された後、2021年6月21日には「カルボプラチンパクリタキセルアバスチン」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非扁平上皮非小細胞肺がん(一次治療)」の治療としても承認された。

本レジメンの主な副作用(20%以上)は、脱毛症(52.4%)、末梢性感覚ニューロパチー(44.0%)、好中球数減少(42.5%)、白血球数減少(34.1%)、便秘(31.1%)、食欲減退(29.7%)、発疹(29.7%)、貧血(28.6%)、関節痛(25.3%)。

 

トライアルの詳細を見る

【肺がん(PD-L1弱陽性):一次治療(PFS)】「オプジーボ+アバスチン+化学療法」vs「アバスチン+化学療法」
TASUKI-52(Ann Oncol)                       PD-L1発現割合が1〜49%の非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カルボプラチン+パクリタキセル+アバスチン」治療に「オプジーボ」の上乗せを選択することで、無増 ...

 

他の治療選択肢を見る

【標準治療】PD-L1 TPS 1〜49%の非小細胞肺がん
1. PD-1/PD-L1阻害薬+プラチナ製剤併用療法 PD-L1 TPS 1〜49%のⅣ期非小細胞肺がんに対して、PS0-1の場合、「PD-1/PD-L1阻害薬+プラチナ製剤併用療法」が強く推奨されている。PS2の場合、行うよう推奨するだけの根拠が明確でない治療とされている。 ...
【レジメン図鑑】キイトルーダ+カルボプラチン+ペメトレキセド(PD-L1弱陽性肺がん:一次治療)
「キイトルーダ(一般名=ペムブロリズマブ)」は、2016年12月19日、「PD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して承認された後、2018年12月21日には「カルボプラチン+ペメトレキセド」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非扁平上皮非小細胞肺がん」の ...
【レジメン図鑑】テセントリク+カルボプラチン+アブラキサン(PD-L1弱陽性肺がん:一次治療)
「テセントリク(一般名=アテゾリズマブ)」は、2018年1月19日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(二次治療)」に対して承認された後、2019年11月22日には「カルボプラチン+アブラキサン」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非扁平上皮非小細胞肺がん(一次治療)」 ...
【レジメン図鑑】テセントリク+カルボプラチン+ペメトレキセド(PD-L1弱陽性肺がん:一次治療)
「テセントリク(一般名=アテゾリズマブ)」は、2018年1月19日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(二次治療)」に対して承認された後、2019年11月22日には「カルボプラチン+ペメトレキセド」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非扁平上皮非小細胞肺がん(一次治療) ...
【レジメン図鑑】キイトルーダ+カルボプラチン+アブラキサン(PD-L1弱陽性肺がん:一次治療)
「キイトルーダ(一般名=ペムブロリズマブ)」は、2016年12月19日、「PD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して承認された後、2018年12月21日には「カルボプラチン+アブラキサン」との併用療法として「切除不能な進行・再発の扁平上皮非小細胞肺がん」の治療 ...