RAISE(Ann Oncol)
一次治療後に増悪した人が次の治療を考える場合、RAS/BRAFの変異に関係なく、「FOLFIRI」治療に「サイラムザ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。
【発表】
2018年10月18日
【試験名】
RAISE (Phase 3) 〔NCT01183780/jRCT2080221531〕
【試験参加国】
日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、松山赤十字病院、九州がんセンター、岐阜大学医学部附属病院、北海道大学病院、聖マリアンナ医科大学病院、高知医療センター、大阪医科薬科大学病院、埼玉県立がんセンター、静岡がんセンター、自治医科大学附属病院、国立がん研究センター中央病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、インド、イスラエル、イタリア、韓国、オランダ、ポルトガル、プエルトリコ、ルーマニア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、台湾
【原著】
Ann Oncol. 2019 ;30:124-131. [PubMed: 30339194]
【さらに詳しく】
- 進行大腸癌へのラムシルマブの効果はKRAS変異の有無に関わらず認められる【ECC2015】〔日経メディカル〕
- 進行大腸癌の2次治療でのFOLFIRI+ラムシルマブの効果はBRAF遺伝子変異型患者で高い可能性【ASCO GI2018】〔日経メディカル〕
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