RUBY(NEJM)
進行または再発子宮体がんと診断された女性が初めての治療を考える場合、「カルボプラチン+パクリタキセル」治療に「ドスタルリマブ」の上乗せを選択することで、2年無増悪生存率、2年生存率の向上が期待できる。
特にミスマッチ修復機構を有する人では「ドスタルリマブ」の上乗せを選択することで、2年無増悪生存率、2年生存率のより大きな向上が期待できる。
ミスマッチ修復機構を有しない人では「ドスタルリマブ」の上乗せを選択することで、2年無増悪生存率の向上が期待できる。
【発表】
2023年3月27日
【試験名】
RUBY(Phase 3)〔NCT03981796〕
【試験参加国】
米国、ベラルーシ、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、イスラエル、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、スペイン、スウェーデン、トルコ、ウクライナ、英国
【原著】
N Engl J Med 2023; 388:2145-2158. [PubMed: 36972026]
【さらに詳しく】
- 原発性進行または再発子宮体癌に対するドスタルリマブ〔NEJM日本語アブストラクト〕
- MMR正常を含む進行・再発子宮体がん、dostarlimab追加でPFS延長(RUBY)/NEJM〔ケアネット〕
- 進行/再発子宮内膜がんの新たな治療基準となるか: RUBY試験結果〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 進行・再発子宮内膜癌へのdostarlimab+化学療法は化学療法単独より有意にPFSを延長、OSも延長傾向【ESMO Plenary】〔日経メディカル〕
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