【BRCA陽性卵巣がん:維持療法(7年OS)】「リムパーザ」vs「プラセボ」

SOLO1/GOG3004(JCO)                     

BRCA1/2遺伝子変異陽性の卵巣がんと診断された女性が一次治療としてプラチナ製剤による治療を受け、奏効が得られた後の治療を考える場合、「リムパーザによる維持療法」の実施を選択することで7年生存期率の向上が期待できる。

生存期間は「リムパーザによる維持療法を受けなかった場合、75.2ヵ月だが、「リムパーザによる維持療法」を受けた場合、受けなかった場合に比べ、はるかに長い。

【発表】

2022年9月9日

【試験名】

SOLO1/GOG3004(Phase 3)〔NCT01844986

【試験参加国】

米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、イスラエル、イタリア、日本(兵庫県立がんセンター、国立がん研究センター中央病院、九州がんセンター、埼玉医科大学附属病院、四国がんセンター、新潟大学医歯学総合病院、北海道大学病院、静岡がんセンター)、韓国、オランダ、ポーランド、ロシア、スペイン、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2022 Sep 9. [PubMed: 36082969]

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