【レジメン図鑑】テセントリク+カルボプラチン +パクリタキセル+アバスチン(PD-L1弱陽性肺がん:一次治療)

テセントリク(一般名=アテゾリズマブ)」は、2018年1月19日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(二次治療)」に対して承認された後、2018年12月21日には「カルボプラチンパクリタキセルアバスチン」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非扁平上皮非小細胞肺がん(一次治療)」の治療としても承認された。

テセントリクカルボプラチンパクリタキセルアバスチン」治療は、「PD-L1 TPS 1〜49%、全身状態良好(PS 0-1)なIV期非扁平上皮非小細胞肺がんに対する一次治療」として強く推奨されているレジメンの一つである。PS 2に対する一次治療としては行うよう推奨するだけの根拠が明確ではないと評価されている。

本レジメンの主な副作用(20%以上)は、脱毛症(47.1%)、悪心(34.4%)、疲労(26.5%)、貧血(24.7%)、食欲減退(22.6%)、末梢性ニューロパチー(22.4%)、下痢(21.4%)

 

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【肺がん(PD-L1弱陽性):一次治療(PFS)】「テセントリク+アバスチン+化学療法」vs「アバスチン+化学療法」
IMpower150(NEJM)                        PD-L1 TC1/2またはIC1/2の非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「化学療法(カルボプラチン+パクリタキセル)+アバスチン」に「テセントリク」の上乗せを選択する ...

 

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【標準治療】PD-L1 TPS 1〜49%の非小細胞肺がん
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