【2023年6月26日承認】リトゴビ、キイトルーダ、オンキャスパー

2023年6月26日、「リトゴビ」の「がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道がん」、「キイトルーダ」の「再発又は難治性の原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫」、「オンキャスパー」の「急性リンパ性白血病、悪性リンパ腫」について承認された。

 

1. リトゴビ:がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道がん

【レジメン図鑑】リトゴビ(FGFR2陽性胆道がん:二次治療)
「リトゴビ(一般名=フチバチニブ)」が「がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道がん」について2023年6月26日に承認され、同年9月4日発売となった。この承認はPhase2試験(FOENIX-CCA2)の結果に基づく。 主な副作用は、高リン血症(85 ...
【FGFR2陽性肝内胆管がん:二次治療(ORR)】リトゴビ
FOENIX-CCA2(NEJM)                        FGFR2遺伝子融合/再配列を有する肝内胆管がんと診断され、1ライン以上の治療歴がある103名が「リトゴビ」治療を受けた結果、42%の人が治療に奏効し、9.7ヵ月間奏効が持続した。 「リトゴビ」治療 ...

 

2. キイトルーダ:再発又は難治性の原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫

【レジメン図鑑】キイトルーダ(原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫)
「キイトルーダ」単剤治療が、2023年6月26日、「再発または難治性の原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫」に対する適応拡大が承認された。 【承認日】 2023年6月26日 【効能及び効果】 再発又は難治性の原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫 【さらに詳しく】 【適応追加】ペムブロリズ ...
【原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫】キイトルーダ
原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫と診断され、自家造血幹細胞移植不適格または移植後再発した人が「キイトルーダ」治療を受けた結果、45〜48%の人が治療に奏効し、23〜24%の人が治療関連有害事象を経験した。 【発表】 2019年10月14日 【試験】 KEYNOTE-013(Ph ...

 

3. オンキャスパー:急性リンパ性白血病、悪性リンパ腫