【レジメン図鑑】アベクマ(多発性骨髄腫)

アベクマ(一般名:イデカブタゲン ビクルユーセル)」は、2022年1月20日に「免疫調節薬、プロテアソーム阻害剤及び抗CD38モノクロー ナル抗体製剤を含む3つ以上の前治療歴を有する再発または難治性の多発性骨髄腫」をB細胞成熟抗原(BCMA)を標的とするキメラ抗原受容体発現T細胞(CAR-T)療法。

2023年12月6日、「アベクマ」治療は、「2つ以上の前治療歴を有する再発または難治性の多発性骨髄腫」に適応拡大された。

【承認日】

2023年12月6日

【効能及び効果】

再発又は難治性の多発性骨髄腫(免疫調節薬、プロテアソーム阻害剤及び抗CD38モノクローナル抗体製剤を含む2つ以上の前治療歴を有し、かつ、直近の前治療に対して病勢進行が認められた又は治療後に再発した)

【さらに詳しく】

 

主な臨床試験の結果を見る

【多発性骨髄腫:三次治療(PFS)】「アベクマ」vs「標準治療」
KarMMa-3(NEJM)                          多発性骨髄腫と診断され、2〜4種類の治療歴がある人が次の治療を考える場合、「CAR-T細胞療法 アベクマ」治療を選択することで、「標準的な治療レジメン」を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる ...