【レジメン図鑑】アレセンサ(ALK陽性肺がん)

アレセンサ(一般名=アレクチニブ塩酸塩)」は、2014年7月4日、「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して承認された。

アレセンサ単剤治療」は、PS 0-1の場合、ALK融合遺伝子陽性のⅣ期非小細胞肺がんの一次治療として強く推奨されているレジメンである。さらに、PS 2-4の場合、弱く推奨されているレジメンである。また、一次治療ALK-TKI耐性または増悪後の症例に対しても強く推奨されている。

【承認日】

2014年7月4日

【効能及び効果】

ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌

【さらに詳しく】

 

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「ローブレナ(一般名=ロルラチニブ)」は、2018年9月21日、「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」の二次治療以降の治療薬として承認され、2020年12月15日には「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」の一次治療に対する適応拡大が ...
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