【尿路上皮がん:維持療法(2年OS)】「バベンチオ+支持療法」vs「支持療法」

JAVELIN Bladder 100(JCO)                   

転移性尿路上皮がんと診断され、「ゲムシタビンシスプラチン(またはカルボプラチン)」を受け、4〜6サイクル投与までに奏効または病勢安定が認められた人は、維持療法として「バベンチオ」治療を選択することで生存期間の延長が期待できる。

バベンチオ」治療を選択することで2年生存率が38.4%から49.8%に向上する。

【発表】

2023年4月18日

【試験名】

JAVELIN Bladder 100(Phase 3)〔NCT02603432/jRCT2080223199

【試験参加国】

日本(名古屋大学医学部附属病院、弘前大学医学部附属病院、四国がんセンター、群馬県立がんセンター、北海道がんセンター、北海道大学病院、神戸市立医療センター中央市民病院、筑波メディカルセンター病院、岩手医科大学附属病院、相模原病院、神奈川県立がんセンター、近畿大学病院、埼玉医科大学国際医療センター、獨協医科大学埼玉医療センター、浜松医科大学附属病院、日本大学附属板橋病院、がん研有明病院、慶応義塾大学病院、山口大学医学部附属病院、千葉県がんセンター、九州がんセンター、九州大学病院、広島市立広島市民病院、鹿児島大学病院、熊本医療センター、新潟大学医歯学総合病院、大阪公立大学医学部附属病院、徳島大学病院、山形大学医学部附属病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、フランス、ギリシア、香港、ハンガリー、インド、イスラエル、イタリア、韓国、オランダ、ニュージーランド、メキシコ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、セルビア、スペイン、スウェーデン、台湾、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2023 ;41:3486-3492. [PubMed:37071838]

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