【肺がん:一次治療(OS)】「ペメトレキセド+シスプラチン」vs「ゲムシタビン+シスプラチン」

非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ペメトレキセドシスプラチン」治療を選択することで「ゲムシタビンシスプラチン」治療を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ゲムシタビンシスプラチン」治療を選択することで「ペメトレキセドシスプラチン」治療を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。

ペメトレキセドシスプラチン」治療の選択によって、グレード3または4の好中球減少症、貧血、血小板減少症が現れる可能性が高まるが、発熱性好中球減少症、脱毛症が現れる可能性は低くなる。吐き気は「ゲムシタビンシスプラチン」治療より多くなる。

【発表】

2008年5月27日

【試験】

JMDB(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2008 20;26:3543-51. [PubMed: 18506025]