
MK-4280A-007
MSI-H/dMMR を有しない、PD-L1陽性の転移性大腸がんと診断され、標準治療に不応または不耐となった人が初めての治療を考える場合、「ペムブロリズマブ/ファベゼリマブ配合剤」治療の選択が「ロンサーフ(またはスチバーガ)」を選択した場合を上回る生存期間が得られるかについて、現在、検証が進められている。
【試験開始日】
2021年12月14日
【試験終了予定日】
2024年9月22日
【試験名】
MK-4280A-007(Phase 3)〔NCT05064059/jRCT2031210482〕
【試験参加国】
日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、神戸市立医療センター中央市民病院、香川大学医学部附属病院、神奈川県立がんセンター、近畿大学病院、埼玉県立がんセンター、静岡がんセンター、九州がんセンター、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、中国、デンマーク、ドイツ、イスラエル、韓国、ロシア、スペイン、台湾、トルコ、英国
【現在の治療選択肢】

【大腸がん:三次治療(OS)】「ロンサーフ+アバスチン」vs「ロンサーフ」
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【大腸がん:三次治療(OS)】「ロンサーフ+支持療法」vs「支持療法」
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【大腸がん:三次治療(OS)】「スチバーガ」vs「プラセボ」
CORRECT(Lancet) 遠隔転移を有する大腸がんと診断され、2ライン以上の化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「支持療法」に「スチバーガ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。 奏効率は「スチ ...