「セルメチニブ」は、英アストラゼネカ社が開発したMEK1/2阻害薬。日本では「コセルゴ」という販売名で「神経線維腫症1型における叢状神経線維腫」の治療薬として2022年9月26日に承認されている。
【ぶどう膜黒色腫：一次治療（PFS）】「セルメチニブ＋パクリタキセル」vs「パクリタキセル」
遠隔転移を有するぶどう膜黒色腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「MEK阻害薬 セルメチニブ」単剤治療に「パクリタキセル」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期 […]
セルメチニブ
【胆道がん】「セルメチニブ＋ゲムシタビン＋シスプラチン」vs「ゲムシタビン＋シスプラチン」
進行胆道がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ゲムシタビン＋シスプラチン」治療に「MEK阻害薬セルメチニブ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにく […]
【EGFR陽性肺がん：二次治療】「タグリッソ＋セルメチニブ」
EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、第3世代EGFR-TKI治療中に進行した35名が「タグリッソ＋セルメチニブ」治療を受けた結果、22.9％の人が治療に奏効した。無増 […]
【甲状腺がん：一次治療（18ヵ月CR率）】「セルメチニブ＋放射性ヨウ素治療」vs「放射性ヨウ素治療」
一次治療の成功確率が低い分化型甲状腺がんと診断された人が「放射性ヨウ素治療」に「MEK1/2阻害薬セルメチニブ」の上乗せを選択しても18ヵ月完全奏効率の向上は期待しにくい。 「放射 […]
【EGFR陽性肺がん：二次治療】「サボリチニブ＋タグリッソ」/「セルメチニブ＋タグリッソ」/「イミフィンジ＋タグリッソ」
EGFR-TKI治療中に進行した人で「タグリッソ」治療に、「MEK1/2阻害薬 セルメチニブ」、「MET阻害薬 サボリチニブ」、「イミフィンジ」をそれぞれ上乗せした結果、42％、4 […]
【KRAS野生型肺がん：一次治療】「セルメチニブ＋ペメトレキセド＋プラチナ製剤」vs「ペメトレキセド＋プラチナ製剤」
KRAS野生型の人が初めての治療を考える場合、「ペメトレキセド＋プラチナ製剤」治療にMEK1/2阻害薬「セルメチニブ」治療の上乗せを選択することで奏効率の向上が期待できる。 「セル […]
【ぶどう膜黒色腫：一次治療】「セルメチニブ＋ダカルバジン」vs「ダカルバジン」
初めての治療を考える場合、「ダカルバジン」へのMEK1/2阻害薬「セルメチニブ」の上乗せのを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。 主な有害事象は、悪心(62% vs 19 […]
【肺がん：二次治療】「セルメチニブ＋ドセタキセル」vs「ドセタキセル」
一次治療後に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「ドセタキセル」単独治療にMEK1/2阻害薬「セルメチニブ」を選択しても、無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。 【発表 […]
【KRAS陽性肺がん：二次治療】「セルメチニブ＋ドセタキセル」vs「ドセタキセル」
1ラインの治療歴があるKRAS変異陽性の人は、「ドセタキセル」治療にMEK1/2阻害薬「セルメチニブ」治療の上乗せを選択しても、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。 試験では、「プ […]
【膵がん：二次治療】「セルメチニブ＋MK-2206」vs「FOLFOX」
ゲムシタビン治療後に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「セルメチニブ＋MK-2206 」治療を選択しても、生存期間の延長は期待しにくい。 試験では、「FOLFOX」レジメンを […]
【肺がん：二次治療】「MK-2206＋セルメチニブ」vs「MK-2206＋タルセバ」vs「ネクサバール」vs「タルセバ」
EGFR、ALK遺伝子に変異がない既治療の人が、次の治療を考える場合、「MK-2206」を含む治療が有効であるが、KRAS遺伝子変異の有無は優れたバイオマーカーとはならない。 試験 […]
【KRAS陽性肺がん：二次治療（PFS）】「セルメチニブ＋タルセバ」vs「タルセバ」
KRAS遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がんと診断され、1または2ラインの治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「MEK阻害薬 セルメチニブ」治療に「タルセバ」の上乗せを選 […]
【KRAS野生型肺がん：二次治療（PFS）】「セルメチニブ＋タルセバ」vs「タルセバ」
KRAS野生型の進行非小細胞肺がんと診断され、1または2ラインの治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「タルセバ」治療に「MEK阻害薬 セルメチニブ」の上乗せを選択しても […]
【KRAS陽性肺がん：二次治療】「セルメチニブ＋ドセタキセル」vs「ドセタキセル」
KRAS遺伝子変異陽性で、一次治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「ドセタキセル」治療にMEK阻害薬「セルメチニブ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待できて […]