
「ベージニオ」は「ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳がん」を効能及び効果として2017年9月27日に承認されたCDK4/6阻害薬。
「ベージニオ+フェソロデックス」併用療法は、「フェソロデックス」単剤治療を上回る無増悪生存期間が期待できることがPhase 3試験『MONARCH 2』によって示されており、閉経後ホルモン受容体陽性HER2陰性転移・再発乳がんに対する二次内分泌療法として強く推奨されている治療の一つである。
「ベージニオ+フェソロデックス」併用療法の主な副作用は、下痢(80.0%)、好中球減少症(41.6%)、悪心(34.4%)、疲労(30.9%)、腹痛(27.5%)等。
【承認日】
2018年9月21日
【効能及び効果】
- ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌
【さらに詳しく】
- 新薬】アベマシクリブ(ベージニオ) ホルモン受容体陽性HER2陰性乳癌に対する第2のCDK4/6阻害薬〔日経メディカル〕
- CDK4/6阻害薬アベマシクリブがホルモン受容体陽性かつHER2陰性乳癌を対象に承認、CDK4/6阻害薬としては2剤目〔日経メディカル〕
- 日本リリー、乳がん治療剤「ベージニオ」の承認取得〔日刊薬業〕
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