「アフィニトール」は「手術不能又は再発乳癌がん」を効能及び効果として2014年3月17日に承認されたmTOR阻害薬。
「アフィニトール+アロマシン」併用療法は、「アロマシン」単剤治療を上回る無増悪生存期間が期待できることがPhase 3試験『BOLERO-2』によって示されており、一次内分泌療法として、「アロマターゼ阻害薬」単剤治療を受けた女性の二次内分泌療法として弱く推奨されている。
「アフィニトール+アロマシン」併用療法の主な副作用は、口内炎(口腔内潰瘍等を含む)66.0%、発疹34.6%、疲労24.5%、間質性肺疾患21.2%、食欲減退20.1%、下痢20.1%、味覚異常19.3%、感染症18.9%、悪心18.5%、体重減少14.9%、血小板減少13.7%、貧血12.0%、鼻出血11.6%、高血糖11.4%、AST増加10.8%、咳嗽10.6%、呼吸困難10.6%、ALT増加10.4%、そう痒症10.0%、頭痛10.0%等。
【承認日】
2014年3月17日
【効能及び効果】
- 手術不能又は再発乳癌
【さらに詳しく】
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