【KRAS陽性膵がん:二次治療(ORR)】ルマケラス

CodeBreaK100(NEJM)                      

KRAS p.G12C変異陽性の進行膵がんと診断され、何らかの全身治療を受けたことがある38名が「ルマケラス」治療を受けた結果、21%の人が治療に奏効し、5.7ヵ月奏効が持続した。

グレード3の治療関連有害事象を経験した人は「ルマケラス」治療を受けた人のそれぞれ16%であった。治療関連有害事象のために死亡した人、治療を中止した人はいなかった。

【発表】

2022年12月21日

【試験名】

CodeBreaK100(Phase 1/2)〔NCT03600883/jRCT2080224746

【試験参加国】

日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、九州がんセンター、北海道がんセンター、聖マリアンナ医科大学病院、神奈川県立がんセンター、仙台厚生病院、新潟県立がんセンター新潟病院、岡山大学病院、関西医科大学附属病院、大阪国際がんセンター、静岡県立静岡がんセンター、がん研究センター病院、和歌山県立医科大学附属病院)、米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、韓国、ポルトガル、ルーマニア、スペイン、スイス

【原著】

N Engl J Med. 2023 ;388:33-43.  [PubMed: 36546651]

【こちらの図鑑も合わせて見る】

【トライアル図鑑】CodeBreaK100(KRAS陽性肺がん)
【試験名】 CodeBreaK100(Phase 2)〔NCT03600883/jRCT2080224746〕 【試験開始日】 2018年8月27日 【試験終了予定日】 2025年12月8日 【試験参加国】 日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、 ...
【KRAS陽性肺がん:二次治療(ORR)】ルマケラス
CodeBreaK100(NEJM)                       KRAS p.G12C変異陽性非小細胞肺がんと診断され、プラチナベースの化学療法を受けたことがある59名がKRASG12C阻害薬「ルマケラス(AMG510)」治療を受けることによって32.2%の人が ...
【KRAS陽性肺がん:二次治療(OS)】ルマケラス
CodeBreaK100(NEJM)                       KRAS p.G12C変異陽性非小細胞肺がんと診断され、1〜3ラインの前治療歴がある126名ががKRASG12C阻害薬「ルマケラス」治療を受けることによって37.1%の人が治療に奏効した。生存期間は ...
【KRAS陽性肺がん:二次治療(2年OS)】ルマケラス
CodeBreaK100(JCO)                       KRAS p.G12C変異陽性非小細胞肺がんと診断され、1〜3ラインの前治療歴がある174名がKRASG12C阻害薬「ルマケラス」治療を受けることによって41%の人が治療に奏効した。1年生存率は51% ...
【KRAS陽性大腸がん:三次治療(ORR)】ルマケラス
CodeBreaK100(NEJM)                       2種類以上の治療歴があり、KRAS p.G12C変異陽性の42人がKRASG12C阻害薬「ルマケラス(開発コード:AMG510)」治療を受けた結果、31人(73.8%)が病勢をコントロールでき、 そ ...
【KRAS陽性大腸がん:三次治療(OS)】ルマケラス
CodeBreaK100(Lancet Oncol)                   「KRAS p.G12C変異陽性大腸がん」と診断され、2種類以上の治療歴がある62名が「ルマケラス」治療を受けた結果、6名(9.7%)が治療に奏効し、4.2ヵ月奏効が持続した。「ルマケラス」 ...

【さらに詳しく】