【尿路上皮がん:二次治療(OS、PFS)】「テセントリク」vs「化学療法」

IMvigor211(Lancet)                       

プラチナ製剤を含む化学療法治療後再発または進行した人が次の治療を考える場合、「テセントリク」治療を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

テセントリク」治療を受けた人の23%で奏効が得られ、奏効期間は15.9ヵ月(化学療法を受けた人では23%に奏効し、奏効期間は8.3ヵ月)。

テセントリク」治療を受けた人の20%にグレード3または4の有害事象が発現し、7%が有害事象のため治療を中止した(化学療法を受けた人では43%に有害事象が発現し、18%が有害事象のため治療を中止した)。

【発表】

2017年12月18日

【試験名】

IMvigor211(Phase 3)〔NCT02302807

【原著】

Lancet. 2018;391:748-757. [PubMed: 29268948]

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