【濾胞性リンパ腫:導入化学療法】「ベルケイド+トレアキシン+リツキサン」vs「トレアキシン+リツキサン」

導入化学療法を考える場合、「トレアキシンリツキサン」治療に「ベルケイド」の上乗せを選択することで完全寛解率の向上が期待できる。

トレアキシンベルケイドリツキサン」治療を受けた82%の人が3年以上増悪なく生存し、90%の人が3年以上生存した。「トレアキシンリツキサン」治療を受けた77%の人が3年以上増悪なく生存し、87%の人が3年以上生存した。

トレアキシンベルケイドリツキサン」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症、感覚神経障害(12% vs 1%未満)。

【発表】

2020年6月12日

【試験名】

ECOG-ACRIN E2408(Phase 2)

【原著】

Clin Cancer Res. 2020 Jun 12 [PubMed: 32532790]

【こちらの図鑑も合わせて見る】