「カルボプラチン腹腔内投与+パクリタキセル」治療は「卵巣がん」に対し、2025年12月22日に承認された。この申請は、Phase3試験『iPocc/JGOG3019試験』の結果に基づいている。
卵巣がんは腹膜播種を伴うことが多く、直接病変に高濃度の薬剤を届ける腹腔内投与が有効とされる。しかし、従来のシスプラチンを用いた治療は毒性や管理の難しさから普及していなかった。本承認は、より毒性の低い「カルボプラチン」を用いた新たな治療の選択肢を提供する点に新規性がある。
Phase 3試験『iPocc』において、カルボプラチンの腹腔内投与は標準的な静注投与と比較して、無増悪生存期間を有意に延長した。さらに、従来は残存腫瘍が小さい患者にのみ有効と考えられていたが、腫瘍サイズに関わらず有効性が示された点も画期的であり、第一選択治療として高い臨床的意義を持つ。
【承認日】
2025年12月22日
【効能及び効果】
卵巣癌
