【大腸がん:一次治療(9ヵ月PFS)】「FOLFOXIRI+アバスチン」vs「FOLFOX+アバスチン」

CHARTA(Br J Cancer)                      

遠隔転移を有する大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「FOLFOXアバスチン」治療に「イリノテカン」の上乗せを選択することで9ヵ月無増悪生存率の向上(56.2%→66.9%)が期待できる。

無症状の人で「FOLFOXIRIアバスチン」治療による無増悪生存期間の改善効果が最も高かった(11.1 → 16.1ヵ月、HR 0.6)。生活の質も改善傾向を示し、「FOLFOXIRIアバスチン」治療の恩恵を受けた。

FOLFOXIRIアバスチン」治療を受けた人の69%が治療に奏効し、「FOLFOXアバスチン」治療を受けた61%が治療に奏効した(p=0.21)。

FOLFOXIRIアバスチン」治療のグレード3また4の主な有害事象は、 好中球減少(14% vs 20%)、下痢(12% vs 16%)、疲労(3% vs 9%)。

【発表】

2023年11月23日

【試験名】

CHARTA/AIO KRK 0209(Phase 2)〔NCT01321957

【試験参加国】

ドイツ

【原著】

Br J Cancer. 2024 ;130:233-241.  [PubMed: 37996507]

【さらに詳しく】

 

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