【悪性黒色腫:二次治療(ORR)】オプジーボ

切除不能なⅢ-Ⅳ期または再発悪性黒色腫と診断され、ダカルバジンによる化学療法を受けたことがある日本人35名が「オプジーボ」治療を受けた結果、28.6%の人が治療に奏効し、463日(15.2ヵ月)、奏効が持続した。

【発表】

2017年5月11日

【試験】

Phase 2

【試験実施国】

日本

【原著】

Cancer Sci. 2017 ;108:1022-1031. [PubMed: 28266140]

【添付文書における表記】

ダカルバジンによる化学療法歴を有する根治切除不能なⅢ期/Ⅳ期又は再発の悪性黒色腫患者35例を対象に、本剤2mg/kgを3週間間隔で点滴静注注1)した。主要評価項目である奏効率(RECIST ガイドライン1.1版に基づく中央判定によるCR又はPR)は22.9%(90%信頼区間:13.4~36.2%*1)であった。なお、事前に設定した閾値は12.5%であった。また、安全性評価対象35例中30例(85.7%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な副作用は、そう痒症11例(31.4%)、遊離T3減少8例(22.9%)、血中TSH増加7例(20.0%)、白血球数減少6例(17.1%)、遊離T4減少6例(17.1%)、白斑6例(17.1%)であった。

 

例数(%)

完全奏効(CR)

1(2.9)

部分奏効(PR)

7(20.0)

安  定(SD)

15(42.9)

進  行(PD)

11(31.4)

評価不能

1(2.9)

*1:Wilsonのスコア法を用いた近似法により求めた信頼区間。一方、二項分布の確率計算に基づく正確法により求めた90%信頼区間は11.9~37.5%であった。