遠隔転移を有する大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「5-FU+ロイコボリン」治療から開始し、進行後に「イリノテカンまたはオキサリプラチン」の上乗せする治療戦略を選択しても、最初から併用する治療戦略に劣らない生存期間が期待できる。
「5-FU+ロイコボリン+イリノテカン」治療を選択することで、「5-FU+ロイコボリン」加療中に進行した後に「イリノテカン」治療を始める治療戦略を上回る生存期間が期待できる。
【発表】
2007年7月14日
【試験名】
MRC FOCUS(Phase 3)〔ISRCTN 79877428〕
【原著】
Lancet. 2007;370:143-52. [PubMed: 17630037]
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