【肝転移大腸がん:術前後治療(OS)】「転移巣切除+FOLFOX」vs「転移巣切除」

肝転移のある人が「転移巣切除術」を受ける場合、手術前後の「FOLFOX」治療を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

試験では、「転移巣切除術」前後の「FOLFOX」治療を受けた人と「転移巣切除術」のみを受けた人の生存期間に統計学的に有意な差は認められなかった(p=0.34)。5年生存率は「転移巣切除術FOLFOX」治療を受けた人で51.2%、「転移巣切除術」のみを受けた人で47.8%。

【発表】

2013年10月11日

【試験名】

EORTC 40983〔NCT00006479

【原著】

Lancet Oncol. 2013;14:1208-15. [PubMed: 24120480]

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