HER2増幅陽性の大腸がんと診断され、すでに治療を受けたことがある57人が「ハーセプチン+パージェタ」治療を受けた結果、32%の人で奏効が得られ、5.9ヵ月奏効が持続した。
「ハーセプチン+パージェタ」治療の主な有害事象は、下痢(33%)、倦怠感(32%)、嘔吐(30%)であった。「ハーセプチン+パージェタ」治療を受けた37%の人がグレード3以上の治療関連有害事象を経験し、その主なものは低カリウム血症、腹痛であった。
【発表】
2019年3月8日
【試験名】
MyPathway(Phase 2a)〔NCT02091141〕
【試験実施国】
米国
【原著】
Lancet Oncol . 2019;20:518-530. [PubMed: 30857956]
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