【慢性リンパ性白血病:一次治療】「イムブルビカ+ベネクレクスタ」vs「フルダラビン+シクロホスファミド+リツキサン」

ERADIC(eClinicalMedicine)                   

慢性リンパ性白血病と診断された人が初めての治療を考える場合、「イムブルビカベネクレクスタ(9ヵ月時のMRD(微小残存病変)の検出結果に基づいて治療期間決定)」治療を選択することで、「フルダラシクロホスファミドリツキサン(FCR)」治療を選択した場合を上回る3年無増悪生存率の向上が期待できる。

本試験の新規性は、未治療の中等度遺伝学的リスク(TP53変異陰性かつIGHV非変異等)を有する慢性リンパ性白血病患者に特化した初の無作為化試験である点にある。本試験ではFCR療法とイムブルビカベネクレクスタ併用療法を比較し、イムブルビカベネクレクスタ群では骨髄MRD評価に基づき投与期間を15ヵ月または27ヵ月に調整するMRDガイド下アプローチを採用したことが画期的である。主要評価項目の解析はデータ欠測により制限されたが、イムブルビカベネクレクスタ療法はFCR療法に対し有意に長い無増悪生存期間を示した。

【発表】

2026年1月

【試験名】

ERADIC(Phase 2)

【試験参加国】

フランス

【原著】

eClinicalMedicine 2026;91:103707.  [PubMed: 41502925]