【食道がん:一次治療(PFS)】「テセントリク+チラゴルマブ+化学療法」vs「化学療法」

MORPHEUS-EC(Lancet Oncol)                  

切除不能局所進行または転移性食道がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「5-FUシスプラチン」治療に「テセントリク+抗TIGIT抗体 チラゴルマブ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

5-FUシスプラチンテセントリクチラゴルマブ」治療を受けた人の67.7%が治療に奏効し、奏効が7.2ヵ月持続した。一方、「5-FUシスプラチンテセントリク」治療の奏効率は53.8%、奏効期間は6.9ヵ月、「5-FUシスプラチン」治療の奏効率は47.8%、奏効期間は5.9ヵ月であった。

5-FUシスプラチンテセントリクチラゴルマブ」治療を受けた人の79%、「5-FUシスプラチンテセントリク」治療を受けた人の80%、「5-FUシスプラチン」治療を受けた74%がグレード3または4の有害事象を経験した。

【発表】

2026年1月

【試験名】

MORPHEUS-EC(Phase 2)〔NCT03281369

【試験参加国】

米国、オーストラリア、イスラエル、韓国、スペイン、台湾、英国

【原著】

Lancet Oncol. 2026 ;27:90-102.  [PubMed: 41449151]

 

【今日の標準治療】

【標準治療】食道がん
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