【多発性骨髄腫:維持療法(OS)】「ニンラーロ」vs「経過観察」

TOURMALINE-MM4(Blood Cancer J)              

造血幹細胞移植の適応がない多発性骨髄腫と診断され、導入療法で奏効が認められた人が、その後の治療を考える場合、「ニンラーロによる維持療法」を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。

導入療法の内訳は、下記のとおり。

  1. VMP療法 (ベルケイドメルファランプレドニゾン): 27.5% (117例)
  2. VCd療法 (ベルケイドシクロホスファミド+デキサメタゾン): 26.4% (112例)
  3. VTd療法 (ベルケイドサリドマイドデキサメタゾン): 6.4% (27例)
  4. CTd療法 (シクロホスファミドサリドマイドデキサメタゾン): 4.9% (21例)
  5. Rd療法 (レブラミドデキサメタゾン): 4.7% (20例)

【発表】

2025年12月6日

【試験名】

TOURMALINE-MM4(Phase 3)〔NCT02312258

【試験参加国】

日本(大垣市民病院、神戸市立医療センター中央市民病院、日立総合病院、近畿大学医学部附属奈良病院、岡山医療センター、順天堂大学医学部附属順天堂医院、日本赤十字社医療センター、九州医療センター、福島県立医科大学附属病院、水戸医療センター、久留米大学病院、静岡がんセンター、日本赤十字社名古屋第一病院、名古屋市立大学医学部附属病院、成田赤十字病院、新潟県立がんセンター中央病院、大阪府済生会中津病院、災害医療センター、豊橋市民病院、山梨県立中央病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、クロアチア、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、ポーランド、ポルトガル、ロシア、セルビエ、シンガポール、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、トルコ、英国

【原著】

Blood Cancer J. 2025 ;16:15. [PubMed: 41345095]

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