TRANSCEND FL(Lancet)
辺縁帯リンパ腫と診断され、2ライン以上の治療を受けたことがある66名が次の治療として「ブレヤンジによるCAR-T」治療を受けた結果、95%の人が治療に奏効した。
本試験の新規性は、再発・難治性辺縁帯リンパ腫に対するCAR-T細胞療法「ブレヤンジ」を評価した過去最大規模の試験である点にある。本試験では辺縁帯リンパ腫の全亜型(結節性、脾臓、節外性)を含む患者群において、95%という極めて高い奏効率と持続的な効果を実証した。特筆すべきは安全性であり、重篤なサイトカイン放出症候群や神経毒性の発生率が4%と低く、良好な忍容性が示された。治療選択肢の限られた多前治療歴を有する患者に対し、高い有効性と安全性を兼ね備えた新治療を提示した意義は大きい。
【発表】
2026年2月12日
【試験】
TRANSCEND FL/JCAR017-FOL-001(Phase 2)〔NCT04245839/jRCT1080225154〕
【試験実施国】
日本(北海道大学病院、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院、九州大学病院)、米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、英国
【原著】
【さらに詳しく】
- 再発・難治性辺縁帯リンパ腫の3次治療以降でCAR-T細胞liso-celが深く持続的な奏効示す【ICML 2025】〔日経メディカル〕
- 成人の再発・難治性辺縁帯リンパ腫にCD19標的CAR-T細胞リソカブタゲン マラルユーセルが良好な抗腫瘍効果〔日経メディカル〕
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