CheckMate 649試験は、HER2陰性の進行胃がん、食道胃接合部がん、および食道腺がんに対する一次治療において、「オプジーボ」と化学療法の併用が化学療法単独と比較して全生存期間および無増悪生存期間を有意に延長することを世界で初めて示したPhase 3試験である。特に、同対象における一次治療で生存期間中央値が1年を超えたことは、過去10年間進展のなかった同領域における画期的な成果とされる。また、3年間の長期追跡においても生存益の維持が確認され、PD-L1発現(CPS≧5)を有する人たちだけでなく全集団においても有効性が示された。本試験の結果により、「オプジーボ」併用療法は新たな標準治療としての地位を確立した点に高い新規性がある。
【試験名】
CheckMate 649(Phase 3)〔NCT02872116/jRCT2080223355〕
【試験開始日】
2016年10月1日
【主要評価項目】
PD-L1陽性例における全生存期間、 PDL-1陽性例における無増悪生存期間
【サブルグープ解析】
年齢(65歳未満/65歳以上)、性別(男性/女性)、人種(アジア人/白人/その他)、地域(アジア/米国/その他)、PS(0/1)、原発部位(胃/胃食道接合部/食道)、手術歴(あり/なし)、転移臓器数(1以下/2以上)、肝転移(あり/なし)、印環細胞癌(あり/なし)、Lauren分類(腸型/びまん型/混合型/不明)、PD-L1 CPS(<1%/≧1%、<5%/≧5%、<10%/≧10%)、MSI(MSS/MSI-H)、化学療法(FOLFOX/CAPOX)
【試験参加国】
日本(愛知県がんセンター、千葉県がんセンター、北海道大学病院、香川大学医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、埼玉県立がんセンター、国立がん研究センター中央病院、虎の門病院、がん研有明病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、チェコ、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、韓国、メキシコ、ペルー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、台湾、トルコ、英国


【原著】
- Lancet 2021; 398: 27–40. [PubMed: 34102137]
- Nature. 2022 ;603:942-948. [PubMed: 35322232]
- J Clin Oncol. 2024;42:2012-2020. [PubMed: 38382001]
- Ann Oncol. 2026 Feb 11.
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