「エルゾンリス(一般名:タグラキソフスプ)」単剤治療が「芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍」を対象に2025年3月28日承認申請され、同年12月22日に承認された。2026年3月18日、「エルゾンリス点滴静注1000μg」が発売され、芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍に選択できるようになった。
これまで日本には芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)に対する承認薬や標準治療が存在せず、急性白血病等の化学療法が流用されるも効果は限定的で予後不良であった。今回、BPDCNに高発現するCD123を標的とするエルゾンリスが承認されたことは、国内初の専用治療薬の登場を意味する。本剤は未治療患者の過半数に完全寛解をもたらす高い有効性を示しており、根治を目指す造血幹細胞移植への移行も可能にする。この承認により、日本の臨床現場に待望の新たな治療選択肢が提供され、これまで治療が困難だったBPDCN患者の予後や生存期間の改善に大きく貢献することが期待される。
【発売日】
2026年3月18日
【承認日】
2025年12月22日
【効能及び効果】
芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍
【さらに詳しく】