【卵巣がん:一次化学療法(PFS、OS)】「ドスタルリマブ+ゼジューラ+化学療法」vs「ゼジューラ+化学療法」

FIRST/ENGOT-OV44(Ann Oncol)                

Ⅲ-Ⅳ期の上皮性卵巣がんと診断された女性が初めての化学療法を考える場合、「化学療法+ゼジューラ」治療に「抗PD-1抗体 ドスタルリマブ」の上乗せを選択することによって無増悪生存期間の延長は期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。

「化学療法+ゼジューラドスタルリマブ」治療を受けた人の85.6%、「化学療法+ゼジューラ」治療を受けた81.8%がグレード3以上の有害事象を経験した。免疫関連有害事象は「化学療法+ゼジューラ」治療を受けた人の13.9%が経験したのに対し、「化学療法+ゼジューラドスタルリマブ」治療を受けた人では38.4%と増加が認められた。

【発表】

2025年5月30日

【試験】

FIRST/ENGOT-OV44(Phase 3)〔NCT03602859

【試験実施国】

米国、ベラルーシ、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、イスラエル、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ルーマニア、スペイン、ウクライナ、英国

【原著】

Ann Oncol. 2025 May 30. [PubMed: 40461381]