【肺がん:一次治療】「オプジーボ+ヤーボイ(6ヵ月治療休止)」vs「オプジーボ+ヤーボイ(治療継続)」

IFCT-1701(J Thorac Oncol)                   

転移性非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療として「オプジーボヤーボイ」治療を考える場合、「6ヵ月で一時休薬(増悪時に再開)」を選択することで「6ヵ月以降も治療継続」を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

本試験の新規性は、進行非小細胞肺がんに対する一次免疫療法(オプジーボヤーボイ)において、病勢制御が得られた患者に対し治療を「6ヵ月で終了」し、増悪時に再開するという短縮投与戦略の妥当性を検証した点にある。

通常、免疫療法は病勢進行まで継続されるが、本試験では6ヵ月での中止が4年時点の生存率に不利益をもたらさないことが示された。さらに、継続群と比較して重篤な副作用が半減し(54.3% vs 23.5%)、QoL(生活の質)の悪化も有意に遅延した。長期投与が標準とされる中、早期中止が有効性と安全性のバランスを改善する可能性を示唆した点で画期的である。

【発表】

2026年2月12日

【試験名】

IFCT-1701/DICIPL(Phase 3)〔NCT03469960

【試験参加国】

フランス

【原著】

J Thorac Oncol. 2026 Feb 12. [PubMed:41690366]