【肺がん(bTMB≧20):一次治療(OS)】「イミフィンジ+イジュド」vs「化学療法」

NEPTUNE(J Thorac Oncol)                   

遠隔転移を有し、EGFR、ALK野生型の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、血中の腫瘍変異量(bTMB)が20以上であっても「イミフィンジイジュド」治療を選択しても「化学療法」を選択した場合を上回る生存期間は期待しにくい。

「化学療法」を受けた33.6%の人がグレード3または4の治療関連有害事象を経験したのに対し、「イミフィンジイジュド」治療を受けたひとでは20.7%であった。

【発表】

2022年10月11日

【試験名】

NEPTUNE(Phase 3)〔NCT02542293

【試験参加国】

米国、アルゼンチン、ブラジル、ブルガリア、チリ、中国、デンマーク、フィンランド、ギリシア、香港、インド、イスラエル、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ペルー、フィリピン、ポルトガル、カタール、ルーマニア、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、スウェーデン、トルコ、ウクライナ、英国

【原著】

J Thorac Oncol. 2023 ;18:106-119.  [PubMed: 36240972]

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