【明日のレジメン図鑑】ハイツエキシン(卵巣がん)

ハイツエキシン(一般名:リソバリシブ、開発コード:CYH33)」は、海和社が開発したPI3Kα阻害薬。2025年8月15日、「PIK3CA遺伝子変異を有する進行・再発の卵巣明細胞がん」に対して、承認申請された。

進行・再発卵巣明細胞がんは化学療法への抵抗性が極めて高く(奏効率8%未満)、治療選択肢が乏しい予後不良な疾患である。「ハイツエキシン」は、進行・再発卵巣明細胞がんに高頻度なPIK3CA遺伝子変異を標的とする高選択的PI3Kα阻害薬であり、特異的な分子標的治療となる新規性を持つ。

国際共同第2相試験において、既治療の同変異陽性患者に対し、本薬単剤は奏効率32.1%、病勢コントロール率75.0%という顕著な有効性と管理可能な安全性を示した。既存の治療が困難な難治性疾患に対し、極めて有効性の高い新たな治療選択肢が提供される点で、その臨床的意義は計り知れない。

【承認申請日】

2025年8月15日

【効能及び効果】

PIK3CA遺伝子変異を有する進行・再発の卵巣明細胞がん

【さらに詳しく】