【HR陽性乳がん:二次内分泌療法(PFS)】「チブレムシクリブ+フェソロデックス」vs「フェソロデックス」

TIFFANY(JAMA Oncol)                    

HR陽性HER2陰性進行乳がんと診断され、内分泌療法による治療後に病勢が進行した女性が次の治療を考える場合、「フェソロデックス」治療に「CDK4/6阻害薬(チブレムシクリブ)」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

フェソロデックス」治療に「チブレムシクリブ」の上乗せによって奏効率が12.9%から45.6%に有意に向上(p<0.001)。

チブレムシクリブフェソロデックス」治療の主な有害事象は、下痢(79.3% vs 13.3%)、好中球減少(75.5% vs 15.6%、グレード3以上:15.2% vs 5.6%)、貧血(69.0% vs 21.1%、グレード3以上:12.0% vs 4.4%)、低カリウム血症(38.0% vs 6.7%、グレード3以上:12.0% vs 0%)。

【発表】

2025年7月31日

【試験名】

TIFFANY(Phase 3)〔NCT05433480

【試験実施国】

中国

【原著】

JAMA Oncol. 2025 ;11:1055-1063. [PubMed: 40742733]

【さらに詳しく】

 

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