【胃がん:術後治療】「化学放射線療法」vs「経過観察」

手術後に「化学放射線療法」を選択することで生存期間、無再発生存期間の延長が期待できる。

「化学療法」は「5-FUロイコボリン」を照射前5日間、照射開始後4日間、照射終了前3日間、照射終了後5日間、1ヵ月後に5日間投与。「放射線療法」は45Gyを1.8Gy/日 × 5日/週 × 5週間照射。

1%の人が化学放射線療法の毒性によって死亡、41%の人がグレード3の有害事象を経験し、32%の人がグレード4の有害事象を経験した。

この試験の結果、米国では術後の化学放射線療法が標準治療となった。

【発表】

2001年9月6日

【試験名】

SWOG9008/INT-0116(Phase 3)

【原著】

N Engl J Med. 2001;345:725-30. [PubMed: 11547741]

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